トップ国際教育
巣鴨学園の国際教育
グローバル化が急速に進む今、実社会においては国際語である英語の素養が必須となっています。
巣鴨学園では中学1年生から外国人 講師による英語授業を行っていますが、世界を舞台に活躍できる人材を育てるため、
英語力のみならず異文化を実体験で学べる「海外体験 学習制度」を設けています。
-
イートン校サマースクール
Eton College Summer School
-
巣鴨サマースクール
Sugamo Summer School
-
Tokyo Spring School
Tokyo Spring School
-
ターム留学
Separate Three-month Programmes
-
ロックハンプトン ウィンタースクール
Rockhampton Winter School
-
オンライン英会話レッスン
Online English Lessons
-
ダブル・ヒーリックス
Double Helix
-
フレンドシップ アグリーメント
Friendship Agreement
-
WLSA
World Leading Schools Association
イートン校サマースクール
世界屈指の名門、 英国イートン校で英語と文化を学ぶ
英国のパブリックスクールであるイートン校は、1440年に創設された世界有数の名門校です。ここで学ぶことは英国の人々にとって最高の栄誉の一つであり、国家のリーダーとなるための条件とさえ言われています。英国王室とも深い関係にあり、さらには、初代のロバート・ウォルポール、最近ではボリス・ジョンソンなどこれまでに20名の英国首相を輩出しています。
2002年から実施されている巣鴨学園の「イートン校サマースクール」。高校1年生・2年生の希望者を対象に実施されるもので、都内の男子校では唯一のイートン校での渡英学習となります。サマースクール参加後の感想文には毎年「最高の夏」との言葉が多数見受けられます。また、この素晴らしいサマースクールに触発され、その後オックスフォード大学へ進学した生徒もいます。様々な分野で世界史に名を残す多くの偉人たちが少年期を過ごした、歴史的にも文化的にも価値のある施設において、実際のイートン生に近い生活を送ります。
イートン校が作成したプログラムに沿って、英語および英国の歴史・文化に関する指導を受けます。時には教室を離れて、大英博物館やストーンヘンジの見学、コッツウォルズでの散策、そしてロンドンではミュージカル観劇など、英国の文化・伝統を直に感じる機会も多数用意されています。長年にわたって培われたイートン校の人間教育に触れることのできる、またとない貴重な3週間となります。
巣鴨サマースクール
英語を通して幅広い能力を養う 独自のサマースクール
「イートン校サマースクール」と同様の体験を、できるだけ多くの生徒に味わってもらいたいという思いから、中学2年生・3年生・高校1年生の希望者を対象に行われるのが「巣鴨サマースクール(SSS)」です。
夏休みの6日間、国内で合宿しながらイギリス人講師に学ぶ画期的なサマースクールです。英語力の養成はもちろん、異文化を理解する幅広い視野、創造力、協調性を身につけることを主眼としています。
生徒が英語で話したいと自発的に思えるよう、魅力ある講師を招聘。毎年、オックスフォード大卒、ケンブリッジ大卒という学歴に加えて、セミプロの歌手でもある外交官など、多種多様な経歴を持つ講師の方々と時間をかけてプログラムを構築。
歴史、ディベート、プレゼンテーション、ドラマ、スポーツアクティビティなど多彩なレッスンを用意し、1グループ10名という少人数に分けて展開します。たとえば、歴史では「イギリスと日本の城の違い」などを学習。
ディベートではシンプルな議題で議論の型を身につけました。プレゼンテーションは「日本のランドマークとなるものは何か」などをテーマに講師陣に講評を受けた後、修正してさらに別の講師陣に披露するなど、プレゼン力の向上を図る工夫をしています。さらに、女優でもある講師の指導で「エモーショナルリテラシー(他者の感情を理解する能力)」の要素を盛り込み、生徒にドラマを演じてもらいました。
もっと英語を勉強して、もっといろんな人と話して、もっと新しい世界を切り拓きたい。そんな思いに火を付けることが、SSSの狙いでもあるのです。
Tokyo Spring School
英語を通して幅広い能力を養う 独自のサマースクール
TSSでは、Critical thinking, collaboration, communication and creativityの4つの能力を育成する目的で設置する50分×5時間のレッスンに加え、Team building activityとSpecial session を6日間のスケジュールで実施。全てのレッスンとアクティビティは,オックスフォード,ケンブリッジ,ハーバードを卒業され,教職にとどまらず、経済、政治、医療など様々な分野の第一線で活躍する人格教養に優れたイギリス人,アメリカ人講師の方々によって実施される。
レッスンは全て英語で実施される。講師の専門を最大限に活かしたレッスン内で実施されるディスカッションやプレゼンテーションなどでは、テーマに対する自分自身の考えや意見を第三者に伝えることを大きな目的とする。同時に相手の意見に耳を傾け、さらにそのテーマに関する自身の考えを深めていく。
Collaborationの能力を磨くために、それぞれ違う校風を持つ日本各地の優れた学科ら生徒たちが参加することもこのTSSの大きな特徴である。将来的には、世界の学校の生徒達が集うプログラムに発展することが期待されている。2020年6月のWLSAへの加盟により、TSSが世界大会に変貌を遂げる可能性はより高まっている。
TSS参加者に強く求められるのは「高度な英語力」ではない。むしろ「自らの活躍の場を世界に広げていこうとする気概や勇気」である。英語をツールの一つして世界の人々と意見を交換し、自分自身の考えを深め、世界をより良い場所にしていく気概を養うことを大なる目標とする。
ターム留学
約3カ月間の海外生活
高1の三学期をまるまる現地の学校で学ぶ
高校1年生、希望者対象の留学プログラムです。タームとは「学期」のこと。事前の英語力強化レッスンを経て、3学期の約3カ月間を海外でホームステイやボーディングスクールの寄宿舎で生活し、現地の学校で、現地の生徒と共に授業を受けます。留学先はカナダ、オーストラリア、イギリスのいずれかを選択。留学期間中の履修は単位として認定され、東京都私学財団からの補助を受けることもできます。現地校のカリキュラムは多彩で、留学先によってそれぞれに魅力のあるプログラムになっています。
-
カナダ
現地校は本校の生徒一人につき一校が原則で、ホームステイも一人につきひと家庭となっています。首都オタワのESLスクールで英語力を強化し、現地校では選択制の授業を履修、英語のみならず様々な教科を学びます。スケートなど冬のカナダならではのアクティビティも体験できます。ホストファミリーと毎日を過ごし、週末には旅行に出かけることも。
-
オーストラリアRockhampton Grammar School (以下RGS)
1881年創立の私立学校で、クイーンズランド州の中で最も大きな寮制の共学校です。全豪トップ50に入るCountry Schoolで品位と学識を育む校風を有します。本校の教員が現地の教員と協力し、留学生徒の英語力、適性、ニーズを考慮して、その生徒に応じた独自のプログラムを作成するところに特徴があります。ESL(英語の補習授業)に参加しながらRGSの授業を現地の生徒と一緒に受け、遠足やスポーツ大会などのイベントにRGSの生徒と共に参加します。
-
イギリスChrist College Brecon
ウェールズ南部ブレコンビーコンスに位置する共学の名門パブリックスクールです。1541年に創立された伝統校で7つの寮を持つ半寄宿制の学校です。本校からオックスフォード大学に進学した金田隼人君が約2年間通った学校で、平均クラスサイズは10~15名と少なく、英国屈指の教育力を誇っています。いくつもの英国の名門校を調査・訪問した上で、最も本校の生徒の力を伸ばしてくれる学校との確信を得て、ターム留学だけでなく長期留学先の学校となりました。
ロックハンプトン ウィンタースクール
日豪共作のオリジナルプログラムで凝縮された夏休みを満喫
Rockhampton Grammar School(RGS)に本校の夏休み期間中に訪れ、約3週間を過ごします。Winter Schoolと言っても現地は冬でも暖かく、マリンスポーツなどオーストラリアの大自然を満喫できる課外活動を豊富に取り入れたプログラムとなっています。本校とRGSの教員で作り上げた完全オリジナルプログラムで、RGSの生徒と共に一般の教科、特にコンピュータープログラミングを学びます。
オンライン英会話レッスン
大学入試にも対応した「使える英語」へ
課外授業としてスピーキング講座を開講
コミュニケーションのツールとして実際に英語を使う機会をもつために、授業だけではなく、中学2年生から高校1年生の希望者を対象に、インターネットを利用した放課後スピーキング講座を実施しています。週2回、外国人講師とマンツーマンでのオンライン英会話レッスン。英語のスピーキング能力は国際社会での必要性はもちろん、日本の大学入試においてもますます重視される傾向にあります。
普段学習している内容を実践練習と結びつけることで、生徒の英語力を総合的かつ効果的に伸ばしていきます。
Double Helix(ダブル・ヒーリックス:二重螺旋)
螺旋の一つ目は「知識」。そして二つ目は「高次元の思考」。
高次元の思考(問題解決能力や批判的思考など)は、知識の量と質が二重螺旋のように絡み合いながら向上していく、ということが分かってきました。オンラインプログラムDouble Helixはディベート、ディスカッション、プレゼンテーション、課題など、様々な機会を通じて、生徒たちの高次元の思考を刺激し、深い学びへと誘うようにレッスンが展開されます。
巣鴨の枠を越え、「世界を活躍の場にしよう」という高い志を持つ生徒たちが日本各地から参加し、数年の内に同様の志を持つ世界の生徒達の参加が期待されます。
レッスンは、教育、芸術、医療など、様々な分野の第一線で活躍する英国講師が担当します。参加8校の教員が、「世界一のプログラム」の開発を目指しています。
フレンドシップ アグリーメント
海外進学への道を切り拓く 長期の英国留学も可能にする制度
本校出身の金田隼人君が2018年にオックスフォード大学に進学しました。本校では1年間の留学後に、もとの学年に戻ることも可能です。金田君はあえて留学先のChrist College Breconに残ることを選び、現地の先生方の手厚い指導をいただきオックスフォード大学の合格を勝ち取りました。Christ College Breconとはお互いの協力関係を強めるFriendship Agreementを結び、長期の留学も可能になりました。今後さらに巣鴨からChrist Collegeへ、そしてオックスフォード、ケンブリッジヘの道が拓かれることが期待されます。
World Leading Schools Association
巣鴨学園のWLSA(World Leading Schools Association)への正式加盟が決定。日本の学校としては初。
2020年6月、イギリスの名門Eton CollegeとHarrow School両校の推藍を受け、日本の学校としては初めてとなる、WLSAへの正式加盟が決定しました。WLSAは、加盟校の生徒や教員間の協働と相互理解を促進したいという願いから、世界を代表する中等教育学校を中心に設立された国際組織です。加盟校には、上記2校の他に、イギリスのCheltenham Ladies'College や、アメリカのPhillips Academy Andover, Groton Schoolなどが名を連ねています。世界の優れた加盟校の生徒が集うスチューデントカンファレンス、オンラインプログラムなど、WLSAが提供する様々な国際教育プログラムヘの参加や加盟校同士の交流が可能となりました。