学校長からの
ご挨拶

巣園祭(文化祭・体育祭)にご来場頂き、篤く御礼を申し上げます。

本年度生徒会の諸君が選んだ巣園祭の標語は「煌彩」でした。この言葉から、明るく輝きながら激しく燃え盛る炎がイメージされ、躍動する若者の生命力を表すに相応しい言葉と思います。炎は一瞬たりとも止まりません。常に形を変えながら激しく燃え上がります。時には周り焦がすこともあるかも知れません。そういう激しさを持った炎は、不断に成長する若者の姿そのままを表すと言えましょう。

「出来ると思うから出来るんだ」。古代ローマの叙事詩アエネーイスの一部です。自分には出来るという信念だけで、願い事が全て成就するなどという保証はどこにもありません。しかし眼前の困難が大きかったときに、自分には出来るという信念がなければ、それを突破する力も湧いて来ないでしょう。

少しくらいの雨や風が、燃え盛る炎を消し去ることは出来ません。若者にも、少々の困難苦難などはものともしない強さを、持って欲しいと思います。生徒会の諸君がこの言葉を標語に選んだのは、自分達はへこたれないぞという強い意思の表れと思います。その意気や良し、であります。

ご来場の皆様には巣鴨の一日をお楽しみ頂きますとともに、生徒の元気がはじける体育祭もご高覧下さいますよう、併せてご案内申し上げます。


実行委員会から
のご挨拶